「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」展を観覧しました

1月4日に、東京都現代美術館にて「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」展を観覧しました。デザイナー・皆川明氏のブランド「ミナペルホネン」の取り組みと、その背後にある思想を紹介するものです。

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エントランス

ミナペルホネンの衣服やテキスタイルの素晴らしさはさることながら、実・森・風・芽・種・根・土・空の8つの部屋からなる展示の構成は印象的でした。衣服がデザイナーのもとで芽吹き、様々な人々の手により育てられ、そして消費者という土に帰るというイメージを表しているのかもしれません。8つの部屋のうち、ある部屋は丸みを帯びた暖かな空間、またある部屋は直線的な冷たい空間といった変化が、展示された品々の個性を際立たせていたように感じます。

圧倒されるのは「森」の部屋で、これまでに発表された約400着のコレクションがぐるりと部屋の壁を取り囲んでいます。発表年などの情報が一見してわからないことが気になりますが、既刊の書籍などで確認すればよいという意図なのでしょうか。

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「森」

「土」の部屋では、ミナペルホネンの衣服を購入し着用していた人の思い出のストーリーが実物とともに展示されています。西尾美也氏の「パブローブ」のように個人の服にまつわる物語や思い出—オードバイオグラフィカル・ナラティヴというべきものでしょうか—がこのところ注目されているような気もします。学校教育にひきつけていえば、生徒や教師が衣服をめぐるストーリーを語ることも楽しそうです〔2020年2月16日まで〕。

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